ホリデーシーズンマーケティングガイド(ブラックフライデー、サイバーマンデー、クリスマス)

いよいよホリデーシーズンへのカウントダウンが始まりました。マーケターの皆さんは、マーケティングキャンペーンの最後の総仕上げに力を注いでいるところではないでしょうか。ホリデーシーズンは、どの国のマーケターにとっても、逃すことのできない最大の商戦期といえるでしょう。

サンクスギビングデー(感謝祭)から、ブラックフライデー、サイバーマンデー、シングルデー、そしてクリスマスまで続くこのホリデーシーズン。特に小売業界にとっては、この時期がビジネスの成功を左右するといっても過言ではありません。

ですが、実際のところホリデーシーズンの影響は、どれくらい大きいのでしょうか?統計データをもとに、その重要性を読み解いてみましょう。

カギとなる統計結果

販売動向

(1)ブラックフライデーからクリスマスまでの期間の消費は、米国における年間の売り上げの30%を占める

(2)2017年のホリデーセールの売り上げは、2016年の1150億ドル(約13兆円)から更に伸び、オンライン上だけでも、1290億ドル(約15兆円)にのぼると推定されている

(3)中国では、アリババ社が2016年のシングルデー(11月11日)に、178億ドル(約2兆円)を売り上げた

(4)2016年のサイバーマンデーでは、オンライン上で34億5000万ドル(約4000億円)の購買行動が行われ、米国のEコマース史上最高の売り上げを記録した。

消費者の購買傾向

(1)消費者の47%が、11月になる前にホリデーのプレゼントについて考え始める。*

(2)ブラックフライデーの認知度は、昨年の4人に1人から更に増加し、今や世界の3人に1人の割合で親しまれている。*

(3)統計によると、62%の人が12月中にホリデーの買い物をしており、そのうち4人に1人が12月の11日~20日の間に購入している。*

モバイル端末による消費傾向

(1)モバイル端末を使って買い物をする人のうち37%が、インターネット上で衝動買いをし、後々返却をしている。*

(2)2016年のホリデーシーズンにおいて、世界的に初めてモバイル端末によるコンバージョン率がデスクトップを上回った。今では、全てのコンバージョンのうち53%がモバイル端末によって行われている。*

(3)世界中の消費者のうち40%が、「モバイル端末を使うことで、商品についてよく調べた上で購入することができる」と考えている。*

ソーシャルメディアの影響

(1)Facebookの利用時間は、10月上旬から急速に伸び始め、大晦日頃にピークを迎える。*

(2)ホリデーシーズンに買い物をする人のうち49%が、買い物をするにあたってFacebookから何らかの影響を受けていると回答した。*

広告費用の動向

(1)2016年のデジタル広告費用は、2015年と比較して、ブラックフライデーにおいて17.9%、サンクスギビングデーにおいて13.8%増加した。

抑えるべきポイント

様々な統計結果が出ていますが、これらの数字から何がいえるでしょうか。

適切なプラットフォームに的を絞る

オンラインブランドにとって、マルチチャネル・マーケティングは必要不可欠といえます。様々なタッチポイントを駆使して消費者とつながりを持つことは、訪問客を見込み客へとコンバートする上で、非常に重要です。しかし、消費者のインターネットの閲覧傾向は、ホリデーシーズンまでの期間にも、常に変化し続けます。潜在顧客が、どのプラットフォームにどのくらい時間を費やしているのかをよく把握すること、そして利用時間の長いプラットフォームに十分なリソースを投入し、潜在顧客とつながることが大切です。

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ターゲットを的確に設定する

ターゲットの設定を誤ると、せっかくのセールスチャンスや潜在顧客も逃してしまうかもしれません。的確なターゲティングを行うには、Facebookが提供するターゲティングオプションの利用をお勧めします。オプションの種類は多岐にわたり、商品購入までの道のりにいる潜在顧客をターゲティングするのに大変役立ちます。ユーザーの「興味関心」や「行動」に基づくターゲティングから、「つながり」や「カスタムオーディエンス」まで、Facebookの広告ターゲティングに関する情報は、ここで確認することができます。

リターゲティングを活用する

ホリデーシーズン、特にクリスマスに至るまでの期間中、多くの人が友達や家族に贈るギフトについて情報収集を行います。この絶好のチャンスを逃さないでください。まだ見込み客にコンバートしていない人たちに、再度お客様の商品を提示してリターゲティングをしましょう。Facebookのカスタムオーディエンス機能を使えば、キャンペーンのリターゲティングオーディエンスを構築することが可能となります。お客様のwebサイトに訪問したことのあるユーザーを直接ターゲティングするので、Facebookでのリターゲティング効果には期待が持てるといえそうです。ただし、cookieの自動認証に基づいてリターゲティング広告を表示する際は、注意が必要です。ユーザーが用意しているサプライズのプレゼントが、共有のパソコン上で贈る相手の目に触れないように、くれぐれも気をつけてください!

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消費者の興味を惹きつける

マーケティングの成功には、消費者の気分を盛り上げるホリデーにぴったりな広告メッセージを発信することが大切です。人々の心をつかむキャッチコピーやクリエイティブなコンテンツを使って、商品の購入につなげましょう。欲しいアクションを消費者に取ってもらうためには、様々なメッセージやコンテンツを試し、何が一番響くのかを分析してください。消費者の興味を惹きつけるにあたっては、他の広告主との厳しい競争になること、そしてソーシャルメディア上では、ユーザーの家族や友達もライバルになることを忘れずに。消費者の心をつかむ、オリジナルなマーケティングを目指しましょう。

効果を測定する

キャンペーンを始める前に、KPIを設定し評価方法を明確にしておきましょう。マルチチャネルジャーニーを採用している場合、マーケティングアトリビューションについて、よく理解しておくことが大切です。Facebookを利用する場合は、Facebookピクセルを適切にインストールしてください。全てのコンバージョンをトラッキングし、リターゲティングオーディエンスを構築することが可能になります。このデータは、今年のキャンペーンの最適化や改善に使えるだけではなく、来年のキャンペーンにも生かすことができるのです。

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まとめ

ホリデーシーズンマーケティングは、できるだけ早めにキャンペーンの準備を開始し、色々なコンテンツや広告を組み合わせて顧客の心をつかむことが大切です。消費者のインターネットの利用時間と購買意欲が高まるホリデーシーズンは、キャンペーンを行う上でまたとないチャンスです。この機会を逃すことなく、ビジネスを成功に導きましょう。

*2017年Facebookホリデーガイドによる