LINE Ads Platformの簡単ガイド

LINEのインフィード広告ソリューションは、急速に成長を遂げており、他の大手ソーシャルメディアに取って代わりつつあります。今、そんなLINE Ad Platformの持つ可能性について知るのに、良い時期かもしれません。

なぜなら、今やLINEは日本において、人口の55%以上である7000万人もの月間アクティブユーザー数(MAUs)を誇る、巨大なソーシャルメディアとなっているからです。更に、そのうち日間アクティブユーザーは72%と、驚異の高さです。

これは、お客様にとってどのような意味があるのでしょうか?LINEは、既存顧客や潜在顧客と繋がることのできる、真新しいチャンスを秘めているということです。実際LINEは、日本において、Facebook(MAU2600万人)、Instagram(MAU1200万人)、Twitter(4000万人)を含む、どのソーシャルメディアプラットフォームよりも圧倒的なリーチを稼ぐことができます。

LINEにおける広告費用は、今後3年間において、年間33%の割合で増加すると予測されています。非常に多くの参入が見込まれているのです。

そんな今こそ、いち早くLINE広告を取り入れるチャンスです。競合に先を越される前に、顧客との繋がりを獲得しましょう。

始める

LINE広告を始めるには、以下の準備が必要です。

  • LINEアカウント:お客様のアップデート情報の配信や、フォロワーの獲得をするにあたって必要になります。FacebookページやTwitterプロフィールと同じような感覚です。LINEに掲載する広告は、全てこのアカウントに紐づけられます。
  • LINE広告アカウント:キャンペーンを立ち上げ、管理するのに必要となります。広告アカウントを作成するには、LINE社に直接問い合わせをするか、パートナー会社を通すことになります。
  • 法人の場合は、法人アカウントが必要となります。法人アカウントでは、複数のLINE広告アカウントへのアクセスや管理を行うことが可能です。

これだけ行えば、準備完了です。

キャンペーンの設定

LINEのキャンペーンタイプは、リンククリックのみです。ユーザーがウェブサイトやアプリに移動するかどうかは、広告に掲載するリンクによって決まります。

キャンペーンを立ち上げるには、まず初期設定が必要です。

初期設定として、LINEの自動入札機能を使うか、もしくはCPMやCPCなどのマニュアルによる入札を行うかといったことや、CPCやCPAの最適化を行うか、写真や動画のクリエイティブを使うか、開始日および終了日をいつにするか、キャンペーンの月ごと及び日ごとの予算はいくらか、等があります。

オーディエンスターゲティング

LINEでは、FacebookやTwitterと同じように、いくつかのオプションを使ってユーザーをターゲティングすることができます。

まず初めに、ユーザーが使用しているモバイル端末のOSとOSのバージョン(LINE広告は全てモバイルベースです)に基づいてターゲットを設定することができます。

次に、LINEアプリの使用傾向から判断できるユーザーの興味関心に基づいて、ターゲットを設定することができます。例えば、美容、ビジネス、車、教育、エンターテインメント、ファッション、金融、ゲーム、健康、家、音楽、ショッピング、スポーツ、テレビ、旅行等のカテゴリーがあります。

また、LINEのセグメントを活用することも可能です。これは、FacebookのカスタムオーディエンスやTwitterのテイラードオーディエンスをご存知でしたら、イメージしやすいかもしれません。セグメントは、CRMリスト、アプリ上での行動、ウェブサイトの訪問履歴等をもとに作られた、顧客データのリストです。(ウェブサイトの訪問履歴を取得するには、ウェブサイト上にLINEピクセルをインストールする必要があります。)

そしてもう一つ、ユーザーの簡単なデモグラフィックデータに基づいてターゲティングをすることも、もちろん可能です。性別、年齢、地域(現時点では、日本国内に限られています。都道府県ごとの細分化が可能です)によってターゲットを絞ることができます。

広告を作成する

LINE広告には、大事な要素が数点あります。

  1. 写真や動画などのクリエイティブ(一つのキャンペーンに対して、どちらかのみ選択可能です。写真と動画を組み合わせることはできません。)画像のサイズは、144x144、 640x200、 640x320、 1200x628、1080x1080のいずれか、動画の画面比率は、16:9もしくは1:1にする必要があります。
  2. タイトル 20文字まで記載することができます。
  3. ディスクリプション 75文字まで記載することができます。
  4. URL 広告が通常のウェブトラフィック広告か、アプリインストール広告かを判断します。
  5. アクションボタン クリックすると、他のページやアクションに遷移します。
LINE-ad-platform-example-ad.png

LINEでの入札は、FacebookとTwitterの広告セットまたは広告グループレベルとは対照的に、広告クリエイティブで行われます。そのため、各ターゲティングセグメントに対して、どの広告クリエイティブに重点を置くか、細かく決めることができます。

LINE広告は、LINE Ads Platforms上の掲載スペース(タイムライン、LINE NEWS、LINEマンガ)に表示されます。以前は、Hike(Facebookのオーディエンスネットワークに似ています)という外部の広告ネットワークへの配信も可能でしたが、このサービスは2017年11月をもって終了となりました。

補足事項

LINE Ads Platformを最大限に活用するには、LINEピクセルのインストールは必須です。これを使うことで、お客様自身のターゲットセグメントを構築し、オンサイトコンバージョンを記録することができます。キャンペーンの実施期間を通して、結果の報告をするのにも、キャンペーンの最適化をするのにも欠かすことのできない存在です。

LINEで広告を配信するには、キャンペーンの立ち上げ後、事前審査を受けることになります。LINE社により、広告内容が規定を満たしているかどうか審査されるのですが、このプロセスには時間がかかります。最長で3営業日かかることもあります。そのため、予定の公開日よりも前倒しでキャンペーンの立ち上げを行わないと、最初の数日間を無駄にしてしまうことにもなるので、注意が必要です。

また現時点では、LINEのインフィード広告は日本語のみ、日本国内のみに限られています。コピー文に使えるローマ字もありますが、基本的には日本語となります。

まとめ

LINEは、そのオーディエンスリーチだけを考えても、決して無視できない存在です。顧客は、LINE上に存在します。顧客と繋がるには、LINEを使う必要があるのです。LINE Ad Platformは、今は少し未熟な部分もありますが、今後数年で機能面での成長と広告主の更なる参入により、既存顧客や潜在顧客と繋がる機会が増えることは確実です。この機会を逃さず、お客様のクロスチャネル戦略に、LINEを取り入れましょう。ソーシャル広告、ディスプレイ広告、検索広告をより強固なものにし、カスタマージャーニーを包括的に作り上げることができます。そしてゆくゆくは、顧客の高い満足度につながるでしょう。

*LINEメディアガイドによる