Facebookのトラフィックキャンペーンでは、リンククリックではなくランディングページビューを最適化するべき理由

ウェブサイトへのアクセス数を増やそうと考えたとき、Facebookキャンペーンの目的「トラフィック」を設定することを思いつくと思います。Facebookが広告を最適化して、ウェブサイトへのトラフィックを増やしてくれるような気がしますよね。ですが、現実は少し違っています。

Facebook-campaign-objectives-landing-page-views.png

問題は、リンククリック

この目的名に馴染みがあれば、最適化オプションについてもイメージしやすいかもしれません。

Optimization - Link Clicks.png

キャンペーンの最適化の方法として、リンククリックを最適化される方が多いと思いますが、実はここに問題があります。この最適化は、広告のリンクをクリックした人をターゲットとするのであって、ウェブサイトを訪問した人をターゲットとするのではないのです。ユーザーがウェブサイトの読み込みを待ったかどうかは考慮されない点が問題となります。

もしユーザーが、ページの読み込み完了まで待っていなければ、本来の目的であるウェブサイトへのトラフィックを得たことにはなりません。特にモバイル上では、ページの読み込みに3秒以上かかると、53%のユーザーがサイトを離れてしまうという結果が出ているので、この違いは大きいのです

解決方法は、ランディングページビュー

「ランディングページビュー」で検索してみてください。これは、Facebookが最近導入したばかりの新しい最適化機能です。(現時点では、まだ全てのユーザーで利用できない可能性があります)

Optimizaton - Landing Page Views.png

リンククリックの最適化が、広告のリンクをクリックする可能性の高い人をターゲットとするのに対し、ランディングページビューの最適化は、広告のリンクをクリックして、かつランディングページの読み込みが完了するのを待つ可能性の高い人をターゲットとします。つまり、お客様のウェブサイトに実際にアクセスしたユーザーの存在を把握できるのです。

この最適化はコンバージョンキャンペーンでも利用可能ですが、いずれの目的を選択するにしても、最適化するにあたって満たすべき条件がいくつかあります。 

ユーザーがページの読み込みを待ったかどうかを確認するには、Facebookピクセルのインストールが必要です。詳しい説明はこちらに記載されています。できれば、サイトの全ページのベースコードをインストールするのが理想です。そうすれば、ウェブサイト訪問者のカスタムオーディエンスを構築することができます。しかし、ランディングページビューの最適化を使うには、広告からの誘導先であるランディングページ上にピクセルがインストールされていれば問題ありません。標準ページビューイベントが機能していれば大丈夫です。

このメトリックを、広告マネージャのダッシュボードの列に追加することもできます。これにより、キャンペーンのリンククリック数とランディングページビュー数を比べることができ、最適化する意味があるかどうかを判断する上での指標となります。

Landing Page Views Column Selection.png

リンククリック数がランディングページビュー数と一致しているのであれば、特に最適化を検討する必要はありません。しかし、もしランディングページビュー数がリンククリック数より大きく下回る場合は、最適化を実行した方が良いでしょう。

この最適化を使うと、CPCが上がるかもしれません。ですが、これは実際にウェブサイトを訪問している人によるクリック数になるので、質の高いクリックになるというわけです。導入の価値があるのではないでしょうか。

まとめ

ウェブトラフィックキャンペーンのゴールは、ユーザーをウェブサイトに誘導することです。その目的を達成するために、キャンペーンを最適化することは理にかなっているといえます。今回ご紹介したFacebookの最新機能を使えば、ウェブサイトへの誘導というゴールを達成することができるでしょう。